2010年6月1日

佐々木芽里

佐々木芽里さん

今日は水曜日です!国立成育医療研究センターではシャイン・オン!ブッククラブの日です!子どもたちは楽しくて笑顔になります。今月のスターボランティアは、佐々木芽里さんです。彼女はブッククラブ始まって以来ほぼ毎週来て下さる初めての長期ボランティアです。シャイン・オン!カウンセリング&サポートプログラムアシスタントの山田真弓はいつも彼女のようなボランティアをよく知っています。「芽里さんは子どもたちと遊ぶのがとっても上手なんです」と真弓は言います。「彼女はそれぞれの子どもに合わせて遊び方を工夫してくれます。女の子だけでなく男の子も。また赤ちゃんだけではなくてちょっと大きい子どもたちとも、見ていて安心できる遊びを提供してくれます」

芽里さんは現在上智大学の大学院に所属し、心理学を専攻しています。彼女の目標は臨床心理士になることです。興味のある子どもと精神腫瘍学を勉強しています。彼女にタイラー基金を知ったきっかけを尋ねてみると、「私が参加していた勉強会の教授が紹介してくれたんです」と語ります。国立成育医療研究センターでの経験をお話してくれる中で、彼女は「専門的な関わり方ではなかったと思いますが、子どもたちやご両親が自分と過ごした短い時間を『楽しかった』と言ってくれることを後から知るととても嬉しかったです。お子さんが私が来ることを心待ちにしていてくれたり、お母さん方と子どもの話だけでなく出産の時の話や育児の話…など本当に様々な話をすることができたことがとてもありがたかったです。」

皆さんは、形では表せない、しかし意義のあるご自身のボランティア経験を通じて喜びを感じますか?芽里さんはこう言います、「楽しい関わりを通じて子どもたちから私が勇気をもらったことが何度もあります」他の人のためのボランティア活動はすばらしいことです。同時に私達は時折、心動かされることもあります。芽里さんはタイラー基金を支援し関わりを持っている皆さんに対して、「タイラー基金では、子どもが病気であっても、その子どもの持つ自由さ、無限さ、創造性を引き出してくれる活動を行っていると思います。ぜひみなさまのお力も子どもたちに、よろしくお願いいたします!」

残念ながら芽里さんは学業の為、シャイン・オン!ブッククラブでのボランティア活動を終了します。真弓は「また将来何かの形でタイラー基金の活動に関わってくださったら嬉しいです」と語ります。タイラー基金はスターボランティア、佐々木芽里さんの笑顔と優しさはどこにいても伝わると信じています。そして芽里さん、ジョギング、ヨガそして天気のいい日に公園を散歩したり…色々なことをして楽しんでくださいね!