タイラー基金をご支援くださっている皆さま、こんにちは!
今年は忙しい春となり、タイラー基金にとってうれしい悲鳴です!今回のニュースレターでは、9月26日(金)をお楽しみに、というご案内だけでなく、全てのプログラムの概要をご報告いたします。 では、参りましょう!
シャイン・オン・カウンセリング&サポートプログラム
(於 国立成育医療センター)
以前皆さまにご報告差し上げた、「心理士が小児がん病棟を週3回訪問する」という形式でスタートしたこのプログラム。1年と少しの経過の中で、たくさんの進歩がありました。
- 現在では、フルタイム1名に加え、パートタイム1名の心理士が、小児がん病棟に限らず小児科の子どもたちとそのご家族約90名にカウンセリングを行っています。
- 毎週「母親の会」を開催し、病棟を彩る装飾を手作りしています。
- 親のための小児がん勉強会 – お母さま方にリクエストいただき、スタートさせました。
- その他、子どもたちのための季節ごとの活動を計画・実施しています。
なお今回より、これらのプログラムを運営しているタイラー基金心理士・船木聡美より、病棟 で起きている出来事を、定期的にレポートさせていただきます。このプログラムを理解するには、彼女の報告をお読みいただくのが一番良い方法ではないかと思 います。レポートをご覧になりたい方は、 こちら をクリックしてください。
シャイン・オン・小児がん医療チームサポートプログラム
(於 国立成育医療センター)
この4月から、医師である満生紀子をタイラー基金の仲間に迎えることができまし た。満生は国立の医科歯科大学をトップの成績で卒業し、タイラー基金が費用を負担することで、現在国立成育医療センター血液科にフルタイムで勤務していま す。タイラー基金の医療顧問でもある熊谷医長は、彼女のような才能ある人材を2年近く探していたそうで、今後はより高いレベルの医療サービスを子ども達や その家族に提供できる体制となりました。NPOが医師の費用を負担する、というこの大胆な取り組みは、きっと他の病院にとってもポジティブな影響を与え、 成育医療センターの子どもたちにとっては、日々の生活の向上に直接つながっていくに違いありません。
シャイン・オン・シッティング
(於 ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがやハウス)
タイラー基金はもう1名、この4月に新しい仲間を迎えました。保育士の、植山こず えです。彼女は国立成育医療センターに隣接するドナルド・マクドナルド・ハウスで、施設に滞在する、入院中の子どもたちの兄弟姉妹をお預かりする役割を 担っています。この保育プログラムは、長い間、入院中の子どもを持つご家族から望まれてきたものでした。週5日、0歳から6歳までのお子さんをお預かりす るというこのプログラムは、入院中の子どもの世話をしながら、平常心を保ってその他の子どもの面倒を見なくてはならないご家族にとって、一時の安心をもた らしてくれるサービスとなっています。
その他、以下のプログラムが進行中です!
- 1) 専門看護師(CNS)奨学金プログラム — 小児看護の分野で、更にクオリティ高い資格取得を目指す優秀な看護師を応援します。
- 2) 日本小児がん研究グループ・サポートプログラム — タイラーを追悼して、より良い小児がん治療のための研究に財政支援をします。
- 3) シャイン・オン・キッズ FMたちかわ — 3人の小児がん外来の子ども達がFMたちかわを3ヶ月に1度訪問し、選曲をしたり、夢やタイラー基金について語るプログラムです。
アメリカのプログラムを日本へ
今年の3月の終わりに、キンバリ・フォーサイスおよび船木聡美は、ホノルルにある、女性と子ども達のためのカピロアニ医療センターで、海外の小児がんのケアの事例を2日間に渡り学んできました。
私達はその中でも特に、”タッカー”という名のかわいいセラピードッグのプログラムや、「ビーズ・オブ・カレッジ」というプログラムに感銘を受け、日本に今後導入したいと考えています。
これはまだ始まりに過ぎません!ニュースレターを通じて、今後情報を更新・報告して参りますので、お楽しみに。
ミステリー・ア・ラ・カルト! 2008年9月26日
(於 新宿区ヒルトン東京)
ワールドクラスのシェフたちと、探偵の夜…
素晴らしい料理のアドベンチャーと、壮大な演劇公演の融合…
こんな夜、東京に今まで無かった!
見逃さないよう、今すぐスケジュールに予定を書き込んでくださいね!
最後になりましたが、いつも子ども達の笑顔のために、温かなサポートをありがとうございます!