小児がんを克服した子ども達は、やがて社会人として活躍していきます。彼らが困難ながん治療を終えた先には様々なチャレンジが待ち構えています。小児がん経験者の8割以上は、治療に起因する後遺症(晩期合併症)を何らかの形で経験します。
キャンプカレッジは、こうした小児がん経験者が前向きに人生を歩むきっかけとなるようなキャリアアップ支援事業として、バンク・オブ・アメリカの助成を受けて2017年にスタートしました。
プログラムの特徴は、小児がん経験者自身がリーダーとなって仲間と取り組みたいことを企画し、シャイン・オン!キッズが運営をサポートすることです。自分たちの豊かな未来作りに生かせるようなワークショップを通して、自身の経験を仲間と共有したり、未来への一歩を歩むきっかけを作るよう企画されています。小児がんの種類や発症の年齢、その後の経過などにかかわらず、それぞれの得意なことや好きなことで壁を乗り越え、「小児がん闘病」という経験を「自信」に変えていけるコミュニティ作りと学習やキャリア支援を目指します。
2022年からは、小児がん経験者が培ってきた経験をよりパワフルなツールにし、社会のリーダーとして活躍するお手伝いをさせていただきたいと考え、リーダーシップ研修「じぶん未来プラン」(初年度は電通育英会の助成事業として実施)を開始しました。
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