2008年12月1日

シャイン・オン!ニュース 2008年12月

タイラー基金をご支援くださっている皆さま、こんにちは!

2008年最後のニュースレターでは、 東京シャイン・オン!マラソン・チャレンジランナー ; 新しい理事 のご紹介; アートフェスティバル ; 小児がん学会 ;そして グランドラッフル2008! などのたくさんの素晴らしいニュースをお伝えいたします。日頃のタイラー基金の活動への絶え間ない寛大なご支援に感謝しつつ、また皆様が素晴らしいクリスマスとお正月をお過ごしいただけるようお祈りしております。

シャインオン!マラソンチャレンジ
東京シャイン・オン!マラソン・チャレンジへの呼びかけ

タイラー基金の シャインオン!マラソンチャレンジ では、皆様にマラソンの当日までの長い過 酷な選手のチャレンジを経験できるチャンスをご提供しています。それが、チャリティマラソンです。マラソンチャレンジの目的はとてもシンプルです:東京マ ラソンを通じて2000万円のご寄付を募り、シャインオン!ハウスを創り上げ、がんの子どもたちをサポートすることを目的としております。
昨年まではシャインオン!ハウスは私たちが思い描く夢にしかすぎませんでした。しかし今、タイラー基金はフェイズ1という第一段階のステップを歩むことが 出来ており、来年2009年にはオープンできるよう励んでおります。 シャインオン!ハウスは東京都の国立成育医療センターの近隣に位置しており、平日は病気を持つ子どもたちの兄弟姉妹の為の保育施設として、また週末は小児 がん患者とそのご家族が安心して使えるような場所として提供させていただきます。

ご家族やご友人とこの取り組みにご参加ください! 私たちはランナーにお願いし、すでにシャインオン!マラソンの為の東京シャイン・オン!マラソン・チャレンジへの 登録 を完了しています。 いったん登録をしていただいた時点で、私たちは皆様のご家族やご友人、またその他のサポーターの方々にご覧いただける個人のウェブページを作成させていただきます。

  • 東京シャイン・オン!マラソン・チャレンジでのランナーは シャインオン!マラソンチャレンジ へ招待されます
  • まずは最初の一歩から!
  • サポートパックをもらってウェブページで公約し、今後のマラソンイベントに参加してみませんか!さあ 登録 してみましょう!

チームの一員として(会社、クラブ、国、友人)走るか、それとも個人で走るか。それはあなた次第です。

原純一先生がタイラー基金の理事として就任されます。

この度タイラー基金は小児医療センター理事長兼大阪市立病院の副理事である 原純一 先生(医学博士)をお迎えすることとなりました。原先生のすばらしいご経験と専門知識を生かしていていただけるよう、タイラー基金は今度も更なる発展を志していきたいと思っております。

原先生は1980年大阪大学医学部をご卒業後、1986年にはカナダ・トロント州のこども病院で研究員としてご活躍されました。小児科での原先生の研究は大阪大学病院での研修を通じて始まっています。

先生は大阪回生病院と市立吹田市民病院で部長として勤務し始め、、大阪大学病院でも助手、準教授としてご活躍。 2005年、先生は大阪市立総合医療センターに小児血液腫瘍課の主任医師として、2008年、大阪市立総合医療センターの副院長に就任、、また、大阪大学 医学部でも臨床学教授として教鞭をとっておられます。

原先生は日本小児科学会、日本小児神経外科学会をはじめ、多くの学会、医療組織に所属しています。先生は、小児がんについての日本社会の中でリーダーシッ プをとる地位におり、日本小児脳腫瘍コンソーシアムと小児白血病研究会の理事長を勤めています。また、日本小児血液学会と日本小児血液学会骨髄移植委員会 の委員、日本横紋筋肉腫研究グループの副議長として多忙な日々を送っています。。

植山こずえ

病院の庭の木々も、秋色に変わりはじめた、11月8日、成育医療センター12階のレストランで、アートフェスティバルが開かれました。 い つもは美味しそうな香りのするレストランも、今日は、大きなかわいい動物たちのバルーンが、みんなが来るのを楽しみに、ゆらゆら踊っていました。 入院しているお友だちや、退院したお友だちが、お家の人やきょうだいと一緒に、いろいろなものを作ったり、今までに作った作品をみんなに発表したりして楽 しもうという、このイベントには、合計68人(入院中のお子さん19人、そのご家族34人、医療スタッフ15人)とボランティア13人(インターナショナ ルスクールからのボランティア8人、ネイルアーティストボランティア、2人の陶芸アーティストボランティア、2人の風船アーティストボランティア)が参加 してくれました。
インターナショナルスクールからの学生さんが、病院でのタイラー基金の活動に参加したのは初めてです。患者さん、学生さんにとってもすばらしい経験で、タ イラー基金は12月19日から成育医療センターで始まるシャイン・オン!イングリッシュクラブにも、続けてご参加いただけたらと楽しみにしています。 会場には、陶芸コーナー、作品展示コーナー、作品の販売コーナー、バルーン、消しゴム作り、ガラスお絵かき、ネイルアートとたくさんのコーナーが開かれ、 みんなそれぞれに、好きなコーナーをまわって楽しんでいました。

そんな中の一つが、会場の真ん中の大きなテーブルにあった、陶芸コーナー。 「陶芸ははじめて!」なんていうお友だちもいっぱいいたけれど、陶芸の先生に教えてもらいながら、 すきな形のお皿をつくりました。 お皿を作るみんなの顔は、真剣!真剣!「これを窯で焼いたら、クリスマスの頃にはお家にとどくよ」の先生の言葉に、みんなドキドキ・わくわく顔でした。 そして、ランチタイムには、エプロンをつけて、ウエイトレスさんに大変身! レストランのスタッフの方に教えてもらいながら、オーダーをとったり、ランチを運んだりしました。 みんな、自分の作った作品と、お土産にバルーンをもらって、笑顔で病棟やお家へ帰って行きました。 ご参加・ご協力してくれた皆さん、ありがとうございました!

植山こづえはタイラー基金の保育士です

満生紀子先生の発表
船木聡美

2008年11月15日に行われた小児がん学会で、タイラー基金の医師である 満生紀子先生 が 眼窩腫瘍の5例について発表しました。彼女は国立成育医療センターでたくさんの種類の小児がんについて学び、そのような機会を提供してくれたタイラー基金 に感謝しています。彼女が毎朝ベッドサイドで子どもたちの採血に回るとき、彼女はとても親しみやすい、誠実な先生なので、子どもたちは緊張が少なく、とき には楽しくおしゃべりをしながら検査をします。医長である 熊谷先生 をはじめ、ほかの医師、看護師たちも彼女の医療者としての大きな貢献を認めています。タイラー基金は小児がん医療でたくさんの子どもたちを救っていくであろう若い医師たちのサポートをこれからも続けていきたいと考えています。

船木聡美は、タイラー基金のカウンセリングプログラムディレクター / 心理士です

グランドラッフル 2008 当選者

11月29日タイラー基金では、タイラー基金/リッジランナープロパティグランドラッフル2008の結果を大きな歓喜の中発表しました。 今 年のグランドラッフル当選者は、今まで以上に北海道から神戸、宮崎のまで幅広い方々が当選されました。すべてのスポンサー様、とくにコンチネンタル航空 様、カンタス航空様、そして、支援し続けていただいている皆さまに心から感謝いたします。

タイラー基金のサポーターの皆さまとオリンピックマラソン走者の 山内マーラ さんに心から感謝いたします。とくにマーラさんは、多忙のスケジュールの中、グランドラッフルの抽選を手伝っていただきました。東京シャイン・オン!マラソン・チャレンジでのシャインオン!マラソンチャレンジのランナー達を導いてくれています。本当に有難うございました!

  • 大賞当選者!パティ・マクマナス様
    コンチネンタル航空でいくグアムまでビジネスクラス航空券、2名様分

そのほかの当選者の方々については、 こちら をクリックしてください。

企業のサポーターの皆様の寛大なご寄付と、くじを買ってくださった本当に多くの皆様のおかげで、タイラー基金は資金を増やすことができました。グランドラッフル2008の資金は、タイラー基金の以下のようなプログラムを続けるのに使われます。

  • シャイン・オン!カウンセリング&サポートプログラム
  • シャイン・オン!小児がん医療チームサポートプログラム
  • シャイン・オン!シッティング
  • シャイン・オン!ハウス

プログラムについてもっと知りたい方は、タイラー基金の ホームページ をご覧ください

グランドラッフルを管理し手伝っていただいた アントン・マクロイさん に感謝します。

いつもシャイン・オン!キッズを笑顔にしてくださってありがとうございます。
また次回お会いいたしましょう。

キンバリ・フォーサイス
マーク・フェリス