2009年1月1日

ケリー・ゴッドバウト

Kelly Godbout making sure our 2008 Mystery a la Carte fundraiser event ran smoothly

傑出したボランティアに共通しているものは?情熱です!タイラー基金にとって、基金のミッションと子どもたちへの思いを、はっきりと明確に、情熱をもって語ってくれる存在が、ボランティアの中心的存在、 ケリー・ゴッドバウトです。理事長の キム・フォーサイスは彼女について、「ケリーはピュアなエネルギーの持ち主であり、理想のボランティア像そのもの。彼女は基金のミッション、ゴールプログラムを完璧に、大切に理解して、誇りをもって外部に語ってくれるんです!新たなスポンサー探しにおいても大変助けられています。」と語っています。ケリー自身の言葉からも、彼女のタイラー基金に携わる姿勢が伝わってきます。「私はただ、強く胸を打たれているんです。他の国では可能であること、例えば入院中の子どもたちが家に戻ることが日本ではできないなんて・・・。でもタイラー基金のプログラム、例えば楽しいパーティを開催したり、絵本の読み聞かせなどを通じて、あまりコストをかけずに、多大なインパクトを与えることができるんです。」

南カリフォルニアで育ったケリーがタイラー基金に深く共感したのは、「集めた資金が直接プログラム、つまり国立成育医療センターに入院中の子どもたちとそのご家族のための活動に届く」という点だと言います。

ケリーは、夫のジム、7年生の息子のマイケル、3年生の娘メーガン、そして救助犬のゴールデン・レトリバーと、1998年から東京で暮らしています。ケリーがキム、そして副理事長のマーク・フェリスと共通の友人を介して知り合ったのは、キムがタイラーを妊娠するよりも前のことでした。「ご近所のネッタが、20年来の友人であるマークとキムをバーベキューに招待したんです。彼らとは、それから月に一度のバーベキュー会で顔を合わせるようになりました。」と語るケリー。彼女はサンディエゴ州立大学でマーケティングを専攻し、子どもたちの学校イベントを通じて、数々のファンドレージングイベント主催経験の持ち主です。そのケリーが、タイラー基金にとって初めてのファンドレージングイベントである”スポーツ・エクストラバガンザ“を手伝うことになったのは、自然な流れでした。ケリーはライブおよびサイレントオークションからゲストのホスピタリティまで、すべてを企画演出し、成功に導いてくれたのです。彼女は当時を振り返り、「それはそれは忙しかったけれど、楽しかったですし、大成功でした!」と語り、またそのイベントでのキムのスピーチを思い出しながら、「あの時のキムの情熱あるスピーチは本当に素晴らしかった。会場には、涙しない人なんていなかったんじゃないかしら。彼女の言葉で、その場にいる誰もが、自分たちがそこにいる意味をかみしめられたのだと思います。」と話してくれました。

ケリーはタイラー基金の他に、ガールスカウトの活動にも情熱を注いでいます。それは、「ガールズが、仲間と一緒に、ガールズプロジェクトに取り組むことの意味と強さを信じている」からだそうです。彼女のグループは今後、”ガールズ・ウォーク・フォー・ガールズ(ガールズのために歩くガールズ)”というイベントを開催して、カンボジアをはじめとする国の、学校へ通うことができない少女たちを支援するために資金を集める予定だといいます。また昨年は、国連の”ナッシング・バット・ネッツ(何もなくても蚊帳を)”というキャンペーンをサポートすることで、蚊帳を必要な人たちに与えるだけでなく、使い方や必要性を教育する運動に貢献したそうです。

このように、ケリーは心から共感し、大切だと信じるプログラムに、情熱を注ぐことのできる女性です。「ケリーは知らない相手にでも、臆せずに『私たちはこんなに素晴らしい活動をしている団体です。支援してください!』と語りかけます。そして、これは本当に不思議なことなのだけれど、ケリーにそう言われた相手はなかなか『No』と言えないんです!」とキムは話します。ケリーは、「タイラー基金は、寄付された資金を責任持って、最大限必要な人のもとへと届けてくれます。だから私も自信を持って『支援してください』と語ることができるんです。そして私がボランティアをするのは、間接的にではあるけれども、タイラー基金の活動を支えることを通じて、子どもたちのためになっていると感じることができるからです。」と話します。「ケリーなしには、タイラー基金がここまで成長することができなかった。」と話すキム。ケリーは今年も引き続き、タイラー基金の主要ファンドレージングイベントで、席や受付、招待など、ホスピタリティ全般を指揮してくれています。10月2日のイベント(ぜひこの日はタイラー基金のイベントにご参加ください!)では、ぜひ輝くボランティア、 ケリー・ゴッドバウトの姿を探してみてください。