2009年2月1日

マーク・マクタムニー

彼の学校、イングリッシュ・バグにて。マーク・マクタムニー氏。

マーク・マクタムニー氏は、富士宮市でイングリッシュ・バグという小さな学校を経営しています。学校名の意味はマーク氏にもぴったり当てはまります。なぜか?それはこの学校名が、元々のオーナーによって、“仕事の虫”という日本語を訳して名付けられたからです。“仕事の虫”という言葉には、虫のように一生懸命働けば、必ずや目標が達成出来るという意味が込められています。タイラー基金でのマーク氏のボランティア活動は、この理想の姿をまさに具現化しています。彼のタイラー基金での仕事ぶりこそまさにマーク・マクタムニー氏が私たちのスターボランティアと呼ばれる所以です!

マーク氏はタイラーのメモリアルの夜、最初のイベントのアイディアを思い付いた人々の中の一人でした。以来、様々なタイラー基金のイベントに参加してきました。マーク・フェリスは次のように語っています。「マーク氏はタイラー基金を初めから手伝い、多大なる貢献をしてきてくださいました。過去4年に渡り、彼は数々の重要な仕事を担い、常に素晴らしい結果を残してくださいました。」マーク氏は毎年同じ仕事はしません。彼は常に色々なことに関わるのが好きなのです。「私は毎年何か新しいことに身を投じ、それをとても楽しんでいます。ハイライトの1つはクリケットの歴史に名を刻む打者、バリー・リチャーズと一緒に車に乗ったことです。私の父は私が電話して今、リチャーズを空港まで送ったところだと伝えたとき、心臓発作を起こしそうになったんですよ。私は彼を空港まで送ったのです。彼と私だけ、2人の仲間のように話をしました。なんて素晴らしい経験だったのでしょう!」

マーク氏がタイラー基金のことを話すときはいつも真剣です。「常に何とか貢献したいと感じているようなものです。タイラー基金は私が与えられる以上のものを与えてくれました。」マーク氏はこれまでの活動を振り返り次のように述べました。「常に新しいボランティアの方々との出会いがあります。基金は私が絶対に出会うことがなかったであろう(リチャードのような)人々との出会いの場を与えてくれます。私はCEOやスポーツセレブリティといった方々と社交し、話し、お酒を飲む機会をいただきました。」しかし私たちは彼にも同じことが言えると思います。マーク氏のタイラー基金に対するサポートからして、彼は私たちにとって紛れもないセレブリティと言えます。

「私は以前クリケットに深く関わっていました。こうしてマーク・フェリス氏と出会ったのです。」マーク氏はタイラーが生まれる直前、フェリスと良い友達となりました。「マークとキムは素晴らしい人々です。基金の素晴らしいリーダーです。初めてのイベントでのキムのスピーチにはとても心を打たれました。私は少しつらいことがあった日や物事が上手く行かないと思ったときには、そのスピーチを思い出し、物事はそんなに悪くないと思うのです。」

基金の始まり、そしていかに成長してきたかを振り返り、マーク氏は次のように語りました。「最初の数ヶ月の後、ターニングポイントを迎えました。私たちは輪になって座り、2006スポーツ・エクストラバガンザ・クリケット・マッチについて考えていました。そこから急に成長したのです。私たちは突然、残りもう数ヶ月しか準備期間がなく、もっとボランティアメンバーが必要だと気付いたのです。突然、私たちは会社を運営するようにとてもプロフェッショナルでなければならないと気付いたのです。しかし同時にとても楽しい時間でもありました。私はそれこそが私たちの成功の理由の一つであると思います。私たちはこんなに大きなイベントにしようと計画していたわけではなかったのですが、結果を見ると、とても誇らしく思えます。とても、です。」マーク氏は他の人にも参加を勧めます。「もし自分には何が出来るのだろう、どうしたらコミュニティに貢献出来るだろう、と座って考えているのなら、貢献する方法はたくさんあります。とにかく連絡してください!私たちが方法をお探ししましょう。」

マーク氏はある違いをもたらした一人、スティーヴ・パーソンズ氏の行動を振り返り、タイラー基金のボランティア活動を要約しました。「スティーヴはある晩やってきて、思いつきで東京シャイン・オン!マラソン・チャレンジに挑戦しようと決めたのです。彼はランニングの経験もありませんでした。事実、むしろランニングが嫌いだったのです。しかし彼はやるだけやってみる、何か基金のためになることをする、と言ったのです。彼は出掛け、数千円の担保を入れました。これは素晴らしい募金です!そしてこれは私にとって全てのことを要約してくれる出来事です。スティーヴのような人が集まれば集まるほど、私たちはもっと強くなる、ということです。」

マーク氏は素晴らしいユーモアのセンスを持っています。もし幸運にも彼と知り合いになれたとしたら、彼と話した後は必ず良い気分になるでしょう。フェリスは次のように語っています。「彼のピープルスキルは他の誰とも比べものにならず、一緒にいるのがとても楽しい人です。基金のプランニングミーティングの長い夜の翌日でも、です!」ニュージーランド生まれの彼は、1995年、イギリスへ渡る前に日本に3ヶ月間ほど立ち寄り、そのまま日本へ住み着いてしまったのです。14年後、彼は学校を経営し、さやかさんと結婚し、5才のアビー、そして4才のアリャナという2人の子どもに恵まれました。全ては日本に来る前には一度も飛行機に乗ったことがなかった一人の男性から来たのです!彼は余暇、4月に造ったばかりのバーベキュー設備を備えた新しい家のデッキに座っていることが好きだそうです。私たちは秋に行われるイベントのカジノアクティビティに向けて、あなたに十分なお休みを取って欲しいと思っています。そして私共のスターボランティアであり続けて欲しいと願っています。マーク・マクタムニーさん、ありがとうございます!

イングリッシュ・バグに関して、詳しくはwww.englishbug.comをご覧ください。