2009年3月1日

シャイン・オン!ニュース 2009年3月

タイラー基金をご支援下さっている皆様、こんにちは!

今月のニュースレターでは、 お母さんのエッセイ, 満生先生への送別の言葉, シャイン・オン!マラソンチャレンジの応援スポットについてと、マラソン募金の最後のお願い, シャイン・オン!ハウスの進捗状況, そして スポンサーにスポットライト についてお届けします。

ジャスミンの母より

「もうっ!やめて!」とジャスミンと4才の弟が、けんかする声が聞こえてくる。「やめなさいっ!」と私が言う。こんなやり取りに幸せ を感じる。朝、目覚めると隣にある寝顔に安心する。あの入院生活がなかったら見過ごしていただろう小さな事。不安や焦りに苦しくなることもあるけれど、ま ずは今日一日を笑顔で過ごそう。小さな幸せが積み重なり、明るい未来へと続いていくことを信じて。今日は何しようかな。

ジャスミンはタイラー基金のたくさんのプログラムに参加しています。
国立成育医療センター 固形腫瘍科 医長 熊谷昌明

タ イラー基金の援助により2008年4月から満生医師がわれわれのチームに加わりました。 満生医師はこの1年間に20例の小児がん患者を直接受け持ち、7例の造血細胞移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植)を行いました。成育医療センターでは、現 在でも治療を希望される多くの患者さんを入院させることができないでいますが、満生医師が加わったことにより、前年と比べれば20人以上多くの小児がん患 者を受け入れることができたことになります。

満生医師はその明るいキャラクターで患者、家族だけでなく、われわれ医師、看護師などの医療スタッフにも多くの笑顔を与えてくれました。早朝から夜遅くま で病棟で働き、休日もほとんど休むことがありませんでした。その優れた医師としての能力と努力により、満生先生が受け持った患者さんに対して最善の治療が 行えたものと考えています。

私たちはその献身に心から感謝しています。

満生先生は残念ながら1年間で大学に帰室することになりましたが、私たちは本当に楽しい時間を共有することができました。成育医療センターでの経験が今後多くの患者さんに生かされることを祈っております。

ありがとうございました。

熊谷昌明先生は、国立成育医療センター 固形腫瘍科 医長/タイラー基金理事です。

シャイン・オン!マラソンチャレンジは3月22日の東京シャイン・オン!マラソン・チャレンジへ向けて、ラストスパートとなっています。一番明るい青の服を着て、応援スポットで一緒にランナーの応援をしましょう!場所については こちら をクリックしてください。

現在、沢山の募金が毎日集まっています!このビッグレースに参加するランナーとチームが着々と準備を進めています。あなたからの最後の募金が必要です。なぜなら

  • 私たちは募金額が500万円に到達するところです!
  • まだ1500万円が足りません。(今年に関して言えば、これは現実的な目標ではなかったといえるかもしれません。)
  • しかし、私たちは昨年の募金額、1100万円に達することを目指しています。

あなたの今日の募金を こちら からお願いします。

ウォールストリートアソシエイツの、シャイン・オン!マラソンチャレンジへのサポートに感謝します。

先月私たちは シャイン・オン!ハウス が4月にオープンするとお知らせしました。 国立成育医療センターの近くに位置しているシャイン・オン!ハウスは、がんの子どもたちとそのご家族のためのサポートをする、待望の施設です。
ハウスがどんどんリフォームされて、子どもたちとそのご家族にとって暖かな心休まる空間となっていくことをうれしく思います。 この写真で皆さんにもこの壁の楽しいデコレーションをお伝えしたいと思います!
サポーターの皆様の寛大な温かいご寄附に心より感謝いたします。皆様が心からの贈り物キャンペーンにご賛同くださったことで、ハウスの家具をそろえ始めることができています。私たちは今や冷蔵庫もありますし、洗濯機もあります。しかしながら、心からの贈り物キャンペーンのウィッシュリストは増え続けています。私たちが必要な新しいアイテムは

    • デスクトップのパソコンあるいはノートパソコン(日本語と英語のシステム付き)
    • ベビーベッド(ほぼ新品状態のもの)
    • 子ども用の椅子(ほぼ新品状態のもの)
    • 乾燥機(ユニット台の上に置けるタイプ。)
    • 加湿器
    • チャイルドシート付き自転車(ママチャリ)
    • 最大でも1m×1m程度の小さめのキッチンダイニングテーブルとイス4脚
    • 電子レンジや炊飯器を置く、小さめのキッチンシェルフあるいはキッチンキャビネット
  • 寄付をして下さる方は、キム kim@sokids.org. までご連絡お願いいたします。全てのリストを見るには、 こちら をクリックしてください。

    あなたはタイラー基金のイベントを企画していて、大きな荷物をある場所から別の場所へ移動させなければいけないと想像してみて下さい。これ は大変な労力のいる仕事ですが、引っ越しサービスのスペシャリスト、アライド・ピックフォーズの素晴らしいご支援により、すべてが楽になります。タイラー 基金創設者のマーク・フェリスは、”アライド・ピックフォーズは、私たちのイベントの際に多くの荷物を運んでくださるという、大変貴重なサポートを提供し てくださいました。彼らの助けがなければ、私たちは自分で、移動式バーや、ビールの樽やオークションの賞品などの大きな荷物を自分たちで運ばなければなら なかったでしょう。”とコメントしています。アライド・ピックフォーズは2007年の”エンターテイメント エクストラバガンザ(エンターテイメントの祭 典)”や2008年の”ミステリーアラカルテ”において、タイラー基金への大変大きなサポートをしてくださいました。

    今年度の2009年で、なんと、アライド・ピックフォーズという会社は、会社設立が今からほぼ4世紀もさかのぼるのです。”17世紀初期の荷馬の時代か ら、最先端の配送と交通手段がある今日までで、アライドは世界でも最大の引越業者として成長しました。”とアライドのジェネラルマネージャー、スコット・ マッカシキーは言います。社歴の長さと品質で「ピックフォーズ」という名前が、高品質な引越と同意義になっています。そしてタイラー基金はアライド・ピッ クフォーズと同盟を組んでいることに大変感謝しています。タイラー基金へのご支援について、マッカーシキーは”これは私たちなりの、海外、この場合日本社 会に、貢献するための小さな方法なのです。”記事の全文は こちら 。

    アライド・ピックフォーズ、ジェネラルマネージャーのスコット・マッカシキーに、 この記事のご提供を感謝します。

    カレンダーに印をつけておいてください!

    2009年10月2日

    次のタイラー基金の

    ビッグイベントがあります。

    お楽しみに。

    あなたの車をケアすることで、子どもたちのケアをしましょう!

    ミック・レイ・オート・リーシング・アンド・セールスは
    タイラー基金サポーターの車のサービスと修理をするときに、そのサービスの一部を基金に提供します。

    がんとの闘いを少しでも楽に、そして未来をより明るくするための
    手助けをしてくださってありがとうございます。
    私たちは子どもたちの輝く笑顔を見るのが大好きです。
    また次回をお楽しみに

キム・フォーサイス( kim@sokids.org )
マーク・フェリス ( mark@sokids.org )

タイラー基金についての詳細は、ウェブサイトをご覧下さい。 www.sokids.org