2010年4月1日

シャイン・オン!ビーズ・オブ・カレッジ・プログラム

タイラー基金は昨年10月よりシャイン・オン!ビーズ・オブ・カレッジ・プログラム茨城県立こども病院にて開始しました。シャイン・オン!マラ ソンチャレンジ 2010の間、ランナーに小児がんの子どもたちの為にカラフルなビーズを持って走って頂きました。このビーズは子どもたちに配ることで、彼らはユ ニークな治療過程にそって達成した出来事を象徴する意義のある、勇気の証となります。それぞれのビーズが子どもたちの強さ、栄光そして希望を語ります。今回は2人の子どもたちのお話を皆さんにご紹介したいと思います。

詩織ちゃん:

「今度の入院は、手術やICUなどつらいことばかりだったけれど、がんばったしょうこにビーズがもらえて、とってもうれしかった。ビーズをもらったら、少しためてから糸に通すとたくさんがんばったなぁと感じました。もっとピンクや明るい色のビーズがふえるといいな。」

あこちゃんとあこちゃんママ:

「治療のたび1つずつもらえるビーズをあこはいつも楽しみにしています。一番のお気に入りは苦手だったお薬がやっと飲めるようになったときにもらった手作 りのガラスのお花ビーズ。『お薬頑張ったからもらえたんだよ!』と得意げにみんなに自慢していました。入院してまもなく3カ月。2本目が完成しました。1 本目はお家で頑張ってくれている大好きなお姉ちゃんにプレゼント、2本目は首にかけてお姫様ごっこをしています。大きくなったら『3歳のあこは辛い治療を 毎日頑張って、笑顔で過ごしていたよ』とビーズを見ながら話してあげたいです。」