
今日は岩手県からとても素敵な写真がタイラー基金のポストに届きました。
タイラー基金は東北地方太平洋沖地震の被災地で入院中の子ども達、そして転院を余儀なくされた子ども達とそのご家族を色々な形でサポートしています。
写真を送って頂いたご家族のお嬢さんは、震災の影響で東京への転院を余儀なくされました。
そして写真に写っているお兄ちゃんは祖父母に預けられ家族が離れ離れで生活をしていました。
タイラー基金のスタッフがご家族のご要望をお聞きした時、お父様が控えめに「買ったばかりのお兄ちゃんの自転車が津波で流されてしまいました。おじいちゃんとおばあちゃんの元で頑張っているお兄ちゃんに自転車をプレゼントできないか。。。」とのご要望をお伺いし、そして先週ついにお兄ちゃんの自転車と妹さんのベビーカーをご家族の元へ届ける事ができました。
今、ご覧頂いている写真はちょっと画質がわるいなあ、と思っている皆さん、その通りです。家も、職場も車も全て津波で流されてしまったご家族は、現在ご両親宅に身を寄せています。幸いにもデジタルカメラは無事だったそうで、この写真を撮ってわざわざ印刷してお礼状と共に送って下さいました。その写真をスキャンして掲載しております。こんなストーリのある写真だと、画質が悪くても愛おしくなります。
これからもタイラー基金は被災地の子ども達とその家族を色々な形でサポートしてまいります。
自転車の提供にご協力頂きました盛岡の佐々宗輪店様、多賀城のセキサイクル様、そしてスペシャライズド ジャパン様に心より感謝申し上げます。