2011年9月12日

ベイリーの先生

シャイン・オン!セラピードッグ・プログラム ハンドラーの森田優子からのレポート

静岡県立こども病院で活躍するセラピードックのベイリーは定期的に健康診断や予防接種を受けています。

今日はベイリーの先生、きゅうたん犬猫病院の九反(きゅうたん)先生からのメッセージをご紹介します。

ベイリーとの出会いはハンドラーの森田さんが当院を訪れたことから始まりました。すばらしく従順で穏和な性格のワンちゃんであることを今も憶えています。その後あることからベイリーが近くの静岡県立こども病院で子ども達の診療の手助けをするアニマルセラピー犬ということを知り、非常に感銘を受けました。困難な病気に立ち向かう子ども達の苦痛やストレスは、ベイリーが傍に寄り添うことで緩和され、治療に立ち向かう勇気を与えてくれることは容易に想像できます。私自身も動物介在活動として静岡市獣医師会のひだまり倶楽部で会員の方々と、病院の緩和ケア病棟、介護福祉施設、身体障害者施設等の訪問活動を長年やっている関係上、動物達が人に与える良い影響(和む、会話が弾む、笑顔になる、積極的になるなど)は、肌身で実感しております。現代は心の時代です。特にこれから先、人と動物の絆は重要になり、動物を介した社会に貢献できる活動が注目されることを期待します。

九反先生、これからもベイリーを宜しくお願いします。