2012年2月21日

プログラム特集:ビーズ・オブ・カレッジ®

それぞれに意味のあるビーズ
治療ひとつひとつにビーズの色が決められています。
子どもたちが1週間に受け取るビーズの数は約25個です。

ビーズ・オブ・カレッジ® プログラムとは

ビーズ・オブ・カレッジ® プログラムは医療現場から生まれたもので、アメリカの小児腫瘍科で看護師勤務経験を持つジーン・バルーシ氏によって考案されました。重い病気と闘う子どもたちが自らの回復力や抵抗力を高められるように考えられた、人間の持つ治癒力に根ざした介在法です。

このプログラムでは、小児がんと闘う子どもたちがつらい治療をひとつ終えるたび、勇気を持って頑張った証にカラフルなビーズをもらいます。ビーズという形のあるものを精神的な支えにして、子どもたちが自分の病気や治療に立ち向かえるように、そして自らの言葉で医師や家族、第三者に自分の治療過程を語り、患者の子どもも周囲も前向きになれるようしっかりと支えていくプログラムです。

シャイン・オン!キッズは、このプログラムを日本に導入しました。ビーズ・オブ・カレッジ® は、日本で唯一、シャイン・オン!キッズによって「ビーズ・オブ・カレッジ」のプログラム名で全国各地の病院に提供されています。

プログラムに期待される効果:

  • 病気に対するストレスの軽減
  • 治療に対し、子どもたちが自ら前向きにとりくめるような心理的サポート
  • 子どもたちが、自分の病気に対し自分なりの意味を見つけられるようなサポート
  • 重い病気の治療に取り組む子どもたちに自己意識を取り戻させるようなサポート
  • ビーズという形のあるものを介在し、治療過程や治療後の体験を子ども自らが語りやすくさせる

治療中の子どもたちの毎日は、ほかの子どもたちと同じようにかけがえのない日々です。より多くの小児がんの子どもたちの苦しみを少しでもやわらげられるよう、どうぞ私たちを支援してください
 

 
あなたの一歩が、子どもたちの勇気になる~チーム・ビーズ・オブ・カレッジ
プロ/アマ問わずスポーツ選手の方、また何かにチャレンジしようとしている方に是非参加していただきたいのが、「チーム・ビーズ・オブ・カレッジ」プログラムです。
あなたのチャレンジのパワーをビーズにこめてください。そのビーズは小児がんの子どもたちのもとに届けられ、子どもたちはあなたのパワーを支えにして治療にたちむかう勇気をもらい、励まされます。

★どんな内容?
● 日本のビーズアーティストの方々にご寄付いただいているハンドメイドのビーズを2つ身につけて試合やイベントに臨んでいただきます。
● 終了後、1つはお手元に保管ください。もう1つは小児がんの子どもたちの分で、「勇気のビーズ」としてシャイン・オン!キッズを通じ、普段よりももっと勇気が必要な治療に取り組む子どものもとに届けられます。

この「勇気のビーズ」を子どもが受け取るのは9カ月から1年ほどの治療期間中で1回、多くとも2回です。ですのでこのビーズは治療期間中最も勇気が必要なときに贈られる特別なビーズで、子どもたちの「治癒の旅」に加わります。


 
シャイン・オン!キッズは、ビ-ズ・オブ・カレッジ®の導入を希望する国内の病院に対し、必要な素材およびトレーニングをすべて無償で提供しています。
 
より多くの子どもたちを支えられるよう、どうぞ温かいご支援をお願いいたします。
 
あなたのご支援でできること★
¥200で 折り鶴ビーズひとつを用意できます。
¥10,000で 子どもひとりの治療期間中のビーズを用意できます。
¥350,000で 1ヵ所の病院で1年間このプログラムを運営できます。


寄付する


 
折鶴ビーズ
折り鶴ビーズ~退院のビーズ
このピュータービーズはビーズ・オブ・カレッジ® プログラムを積極的に支援してくださっている企業のひとつ、サーブコープジャパン社が日本でデザインしたビーズです。
そして子どもたちは、治療を終えて退院したときの証としてこのビーズを受け取ります。


 
島田さんのビーズ
定年退職後にビーズ・アーティストになられた茨城在住、75歳の方から1,000個ものビーズをご寄付いただきました!
現在、茨城県のカルチャーセンターで定期的にビーズ製作を教えられていらっしゃる島田さんは、昨年の春よりご自分で作られたビーズを毎回500個以上も寄付してくださっています。
今回は1,000個もの美しいビーズを送ってくださいました。届いた箱を開けた瞬間、オフィスでは「わぁっ!」という大きな歓声が上がりました。
このようにビーズアーティストの方々からご寄付いただいたビーズは子どもたちが何か頑張ったときに受け取る「がんばったねビーズ」などとして贈られます。いつもご支援ありがとうございます!


 
「ガラスの里」のみなさん
広島県「ガラスの里」の皆さま、ありがとうございます!
ビーズを寄付くださっている皆さまに対して、「絵は上手じゃないけどありがとうっていう気持ちを伝えたい!」と、子どもたちは絵を描いてオフィスに送ってきます。少しずつではありますが、オフィスに届いた子どもたちの絵をビーズをご寄付くださる皆さまにお贈りさせていただいています。
ガラスの里」ビーズ教室の先生、生徒の皆さまが、お贈りした子どもの絵と一緒のお写真を送ってくださいましたのでご紹介します!


 

タイラー基金のFB

 

 
★チーム・ビーズ・オブ・カレッジ ニュース
 
シャイン・オン!サイクリング・アンバサダー
別府史之選手

 
別府史之選手
Photo by: Kei Tsuji

このたび、プロ・サイクリストの別府史之(愛称:Fumy)選手がチーム・ビーズ・オブ・カレッジ2012に参加してくださることになりました。
シャイン・オン!キッズの”サイクリング・アンバサダー”として、今年の出場予定のレースで私たちのビーズを身に着けてくださいます。Fumy選手のパワーがこめられたビーズは、シャイン・オン!キッズから小児がんの子どもたちのもとへ「勇気のビーズ」として届けられます。活動の様子は逐次お知らせして参ります。
別府 史之 Fumy Beppuフェイスブック ページ
いいね!」ボタンをクリックして、ぜひ私たちのアンバサダー、Fumy選手を応援して下さい!


 
ひとりの子どもが受け取るビーズ

小児がんの治療は通常9ヶ月から一年にもおよびます。治療期間中に患者の子ども一人が受け取るビーズは900個余にもなります。


 

★シャイン・オン!チャレンジャー ニュース

チャレンジャーの方たち
いよいよ今週末26日(日)、東京でのマラソンが行われます!シャイン・オン!キッズのチャレンジャーに登録いただいた皆さんがこれまでに集めてくださった寄付金は、すでに1,000,000円を突破しました。
チャレンジャーに対する寄付・ご支援はまだまだ受け付けています。下記それぞれのチャレンジャー・ページからどうぞご寄付をお寄せください。

支援する
チャレンジャーのみなさん、頑張ってください!

チャレンジャーのみなさん


 

シャイン・オン!チャレンジャー ティム・スミスさん

ティム・スミスさんはG.S.Astuto Cyclingのオーナーです。ティムさんは、この夏、最も過酷で体力を消耗するといわれているサイクリングレース、Haute Routeに挑みます。スイス・ジュネーブからスタートし、アルプス山岳地帯の高地から南仏ニースまでの距離を7日間かけて走る過酷なレース。
G.S.Astuto フェイスブックページ で「いいね!」をクリックして、ティムさんのチャレンジをぜひ応援してください!
 


 
ビーズ・オブ・カレッジ® プログラム詳細
 
お問い合わせ先:
シャイン・オン!キッズ
ビーズ・オブ・カレッジ® プログラム
マネージャー 小寺 mariko@sokids.org