2013年2月14日

2月15日は「国際小児がんの日」です。

シャイン・オン!キッズ ICCCPO ロゴ

 

日本のみならず、子どもの死因の第一位は何だと思いますか?事故を除くと「小児がん」が最も多いのす。でも、小児がんは治る病気です。できるだけ早期発見し、正しく適切な治療を行えば、現在では治癒率は約80%にまで向上している病気なのです。小児がんの子どもたちについて、そして、私たちの活動について、より多くの皆さんに知っていただき、ご支援をいただきたいと思います。

シャイン・オン!キッズは、小児がんを患う子どもたちとそのご家族の長期にわたる病気との闘いを支えることを目的としています。大人でもつらい治療を子どもたちが少しでも楽にのりこえられるように、生活の質の向上のために、そして治療を終えて普通の生活に戻るとき、患者やご家族には周囲からのサポート、ケアが必要です。

私たちシャイン・オン!キッズが小児がんの子どもたちのために提供しているプログラムは、治療にビーズを介在させるビーズ・オブ・カレッジ®、緩和ケアチームの一員として活動できるよう、特別な訓練を受けたファシリティドッグとハンドラーが病院に常駐するプログラム、小児がんに特化した臨床心理士のカウンセリング&サポート、小児がんの外来患者や治療を終了した子どもたちを支え、長期的にフォローアップするクリニック、といったユニークなものです。

そして、小児がん経験者(サバイバー)とそのご家族は、ご自分たちがのりこえてこられた経験をもとに、今度は小児がんの子どもたちを支える側にまわられています。
より多くの小児がんの子どもたちの苦しみを少しでもやわらげてあげられるよう、どうぞあなたにできることで構いません、私たちと一緒に小児がんの子どもたちを支えてください。
 
子どもたちが笑顔でいられるように。シャイン・オン!

キンバリー・フォーサイス署名

キンバリー・フォーサイス
理事長


2月15日の「国際小児がんの日」は、小児がんの早期診断を促すための啓発活動を全世界で展開する日です。ICCCPO(International Confederation of Childhood Cancer Parent Organization、国際小児がん親の会連盟)は、小児がんの親の会の中では最も大きい国際的な団体で、シャイン・オン!キッズは2008年10月より加盟しています。

小児がんの早期発見・治療のために

 
下記の症状が継続したり繰り返す場合は小児がんを疑い、早く診察を受けてください。

  • 眼が白く光る、斜視、視力障害、眼球突出
  • 腹部/骨盤/頭部や首/四肢/精巣/分泌腺などにしこりがふれる
  • 原因不明の発熱が2週間以上続く
  • 体重減少に加えて顔色が悪い、疲れやすい、あざができやすかったり、出血しやすい
  • 骨や関節、また背中の痛みがあり、骨折しやすい
  • 神経学的な兆候:歩行、バランス感覚、あるいは発話能力の変化など、発育・発達過程で
    到達されるべき能力が退行する
  • 2 週間以上続く頭痛、嘔吐や頭のサイズが大きくなる場合もある
  • (SIOP(国際小児がん学会)と ICCCPO(小児がん親の会国際連盟)が作成し「国際小児がんの日」に世界に発信するメッセージより)

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