2013年5月14日

新生児未熟児病棟も訪問!

静岡県立こども病院・NICU病棟を訪問するヨギとハンドラーの皆川

私たちのファシリティドッグ・プログラムは、日本で初めて病院にファシリティドッグが「常勤」するプログラムとして、2010年1月より静岡県立こども病院で開始しました。
日本初のファシリティドッグ「ベイリー」とハンドラーの森田により活動開始、2012年7月からは二頭目のファシリティドッグ「ヨギ」とハンドラー皆川が着任しております。

開始当初はファシリティドッグが入ることができる病棟はほとんどありませんでした。これまでの3年間、少しずつ現場の理解を得ながら徐々に病院内での活動の場がひろがり、今ではほとんどの病棟に入ることができるようになっています。

2013年3月に、CCU(Cardiac Care Unit、心臓血管系の重症患者を対象とする特殊な集中治療室)病棟へのファシリティドッグの入室が認められたことに続き、5月には新生児未熟児病棟にも訪問できるようになりました。
いずれも病棟のスタッフ、患者さんとご家族から「ヨギに来てもらいたい」というご要望をいただいて実現されました。

これで、静岡県立こども病院にあるすべての病棟にファシリティドッグの入室が認められたことになります!
治療の上で、患者さんやご家族の精神的なサポートにファシリティドッグの効果を期待されていることを嬉しく実感しました。

初めての訪問時には、新生児未熟児病棟の中にはまだ自由にファシリティドッグが入ることができませんでしたが、病棟の入口まで患者さん、ご家族、看護師さんで来ていただき、抱っこされながらヨギに触ったり、ヨギの上に乗せてもらったりして写真を撮ることができました。
病棟スタッフより「ご家族もスタッフたちも、みんな喜んでいたよ!」と声をかけていただき、訪問できたことを大変嬉しく思います。

今後もさらに活動範囲を広げ、入院中の子どもたちとご家族に喜んでいただけるように頑張っていきたいと思います。

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