2024年8月30日

新たに加わった育成マネージャーと候補犬をご紹介します

この度、育成マネージャーと新たな候補犬を迎えましたのでご報告いたします。

ファシリティドッグ育成マネージャー 川﨑慎也

 2017年 Bergin University of Canine Studies 卒業
 2017年 Paws for Purple Hearts 入職
 2024年  ファシリティドッグ育成マネージャーとして入職

 米国の介助犬育成人材を輩出するBergin University of Canine Studies(以下、バーギン大学)で準学士号と学士号を取得。
その後、ADI* 認定育成団体で、バーギン大学の姉妹団体でもあるアメリカのNPO、Paws for Purple Heartsにてドッグプログラム・ディレクターとして、介助犬やファシリティドッグの育成、繁殖などに従事。
また、Paws for Purple Heartsで働きながら、母校バーギン大学でインストラクターとして、補助犬トレーナーの育成にも携わる。 
2024年春にシャイン・オン!キッズに入職。

*Assistance Dogs International
補助犬育成団体の世界的な統括組織。世界30ヵ国にある約150の非営利の補助犬育成団体で構成される国際連合

ファシリティドッグ候補犬 「ソラ」

犬 種:ゴールデン・レトリバー、オス
(厳密にはミックス犬です:ゴールデン・レトリーバー15/16、ラブラドール・レトリーバー1/16)
誕生日:2024年4月17日(8月23日現在4ヶ月)

トミー・ミコ・マナと同じ、”働く犬”のブリーディングを専門的に行う サービス・ドッグス・オーストラリア出身です。

「ソラ」という名前は、闘病を経験した、あるお子さんの、退院の日の経験に由来します。
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長い入院生活から退院したそのお子さんは、退院の日に外で見た、雲一つない綺麗な空が、それまで病室で見ていた空とはまったく違っていることが印象に残ったそうです。その経験から、
「今も病院で頑張っている子どもたちも、絶対病気に負けないで、必ず退院して外に出て、大空と外の匂いを感じて欲しい」
と願っているそうです。
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この素敵なエピソードから「ソラ」という名前に決まりました。

ファシリティドッグ育成事業は、マネージャー1名、トレーナー2名の合計3名体制となります。そして候補犬は、去年迎えたトミーとミコ、今年迎えたオリ、マナ、ソラの5頭となりました。さらに来年も2、3頭を迎える予定です。
ご支援者の方々、ボランティアの方々にサポート頂きながら、ファシリティドッグがいるこども病院を増やせるよう、今後も頑張ってまいります。今後とも、温かく見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。