何かをがんばったとき、がんばるときに受け取るビーズ
ビーズ・オブ・カレッジ®(Beads of Courage=勇気のビーズ)は、カラフルなビーズで子どもたちが自分が受ける治療、病気との闘いを目に見える形で綴っていくプログラムです。
化学療法を受けたときは「白いビーズ」、骨髄液を採集する検査を受けたときは「ベージュのビーズ」というように、子どもたちが受け取るビーズは、それぞれの治療や処置によって決まっています。

そして、子ども達が何かをがんばったとき、がんばるときに受け取るビーズは4種類あります。チーム・ビーズ・オブ・カレッジはそのひとつですが、子どもたちがこのチーム・ビーズを受け取るのは長い治療期間を通して1回か2回。本当につらいとき、いつにも増して勇気を出して頑張らなくてはいけないときに受け取ってもらいます。一番つらい手術前にチーム・ビーズを受け取り、手に握りしめて手術室に入っていく子どももいます。本人が意識のない状態のとき、その子のお母さんやお父さんが代わりにこのビーズを受け取り、意識が戻ったときに「このビーズと一緒に病気と闘って頑張っていたんだよ」と、お話ししているご家族もいます。 |
チーム・ビーズは、二つの小さなハンドメイドビーズがペアになっています。ご自分のチャレンジに挑むときに手首につけたりネックレスのようにしたり、身に着けてあなたの勇気とパワーをビーズにこめてください。
ひとつはあなたに、もうひとつのビーズは病気と闘っている子ども達に届けます。
チャレンジは人それぞれ
マラソン、登山などのスポーツ、大会やイベント、重要な試験、成果を出したい発表会に出るときなど、自分自身が挑戦すること、いままで何度もチャレンジしてきたけれど、どうしても目標達成が出来ていないことに挑戦するときにチーム・ビーズを持ってください。
ビーズを受け取る子どものことを思いながら身に着けたビーズには、チャレンジした方の頑張ったパワーが詰まっています。ビーズを受け取った子どもは、込められたパワーを支えに勇気を出して治療に立ち向かいます。
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