2013年4月1日

いよいよCCU病棟にも訪問!

CCU病棟入り口でのヨギ写真
静岡県立こども病院・CCU病棟を訪問するヨギ

私たちのファシリティドッグ・プログラムは、日本で初めて病院にファシリティドッグが「常勤」するプログラムとして、2010年1月より静岡県立こども病院で開始しました。
日本初のファシリティドッグ「ベイリー」とハンドラーの森田により活動開始、2012年7月からは二頭目のファシリティドッグ「ヨギ」とハンドラー皆川が着任しております。

開始当初はファシリティドッグが入ることができる病棟はほとんどありませんでした。これまでの3年間、少しずつ現場の理解を得ながら徐々に病院内での活動の場がひろがり、今ではほとんどの病棟に入ることができるようになっています。

それでも、CCU(Cardiac Care Unit、心臓血管系の重症患者を対象とする特殊な集中治療室)病棟へのファシリティドッグの入室は認められていませんでしたが、このたびCCU病棟のスタッフ、患者さんとご家族の「是非、ヨギに来てもらいたい」というご要望により、初めてCCU病棟を訪問をすることができました。
ファシリティドッグが、治療の上で患者さんへの精神的なサポートに効果があると認めていただけたと言えるでしょう。

病院スタッフの皆様のご協力と、ベッドサイドまでベイリーやヨギに来てもらいたいと希望してくださった子ども達とご家族の強い気持ちなしではファシリティドッグの活動範囲を広げることはできなかったと思います。
今後もさらに活動範囲を広げ、入院中の子どもたちとご家族に喜んでいただけるように頑張っていきたいと思います。

※2013年5月、NICU(新生児未熟児)病棟も訪問しました!