ビーズ・オブ・カレッジ プログラムについて

シャイン・オン!キッズは、日本で唯一のビーズ・オブ・カレッジ(Beads of Courage®=勇気のビーズ)の国際パートナーです。

ビーズは治療の記録。そして勇気の証。ビーズ・オブ・カレッジはアートを医療に融合させるプログラムの一つで、アメリカの小児腫瘍科で看護師勤務経験を持つジーン・バルーシ氏によって考案されました。重い病気と闘う子どもたちが自らの回復力や抵抗力を高められるように考えられた、人間の持つ治癒力に根ざした介在法です。

ビーズ・オブ・カレッジの仕組み

ビーズ・オブ・カレッジについて

このプログラムは、小児がんや重い病気の子どもたちが、自分の闘病生活での治療過程を記録し、勇気や頑張りを讃えるものです。白は化学療法、黒は穿刺、手術のときは星・・・色や形それぞれに意味のあるビーズが子どもたちの強さ、誇り、希望を物語っています。

 

子どもたちは、受けた治療をすべてビーズ日記に記入します。担当の看護師、臨床心理士、チャイルドライフスペシャリストなどの医療スタッフは、シャイン・オン!キッズの研修を受けたのち、ビーズ大使に就任します。大使は基本的に週1回子ども一人ひとりと、その週に受けた治療について話しながら、子どもたちの気持ちを聞き、ビーズ日記を振り返り、新しいビーズを一緒に繋ぎます。


小児がんの子どもたちが集めるビーズは、年間平均900個にもなります。紐でつながれたハイクオリティのガラス、セラミック、樹脂等でできたビーズは、美しくもありとても重いものです。その重さと長さは、治療にむけて課せられた長い旅路と、それに臨んだ子どもたちの勇気の象徴なのです。

様々なビーズの中でもひときわ特別なものがあります。日本人のとんぼ玉作家さんが製作・寄付による手づくりの「がんばったねビーズ」は、特に大変な時期を過ごしている子どもに渡されます。これはご褒美としてではなく、子どもたちに今直面している困難を乗り越えるための勇気が備わっていることを、思い出してもらうためです。

シャイン・オン!キッズは、現在全国でビーズ・オブ・カレッジ プログラムを導入している32の病院、関連施設に対し、質の高いプログラム運営に必要な材料、研修すべてを提供しています。

さらに詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

(2018年時点の情報になります。情報の転載、複製、改変等は禁止します)

 

ビーズ・オブ・カレッジ導入施設 

(2025年7月現在32病院)

<北海道>

 札幌医科大学附属病院

<関東>

 茨城県立こども病院
 筑波大学附属病院
 群馬県立小児医療センター 
埼玉県立小児医療センター
 千葉大学医学部附属病院
 いなげ未来クリニック
 成田赤十字病院
 国立がん研究センター中央病院
 東京慈恵会医科大学附属病院
 慶應義塾大学病院
 東京科学大学病院
 医療法人社団ときわ
★東京都立小児総合医療センター
 横浜市立大学附属病院

<東海>

静岡県立こども病院
 中京病院

<近畿>

 医学研究所北野病院
大阪市立総合医療センター
 TSURUMIこどもホスピス
 大阪赤十字病院
 大阪母子医療センター
 神戸大学医学部附属病院
 チャイルド・ケモ・ハウス
兵庫県立こども病院
 訪問看護ステーションつな樹

<中国・四国>

 島根大学医学部附属病院
 倉敷中央病院
 愛媛大学医学部附属病院
 高知医療センター

<九州・沖縄>

 九州がんセンター
 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター

★・・小児がん拠点病院

 

チーム・ビーズ・オブ・カレッジについて

マラソン、長距離水泳、登山を試みる、重要な試験に向けて学習するなど、何かにチャレンジをする際にビーズを持って参加してください。そのビーズが、全国のビーズ・オブ・カレッジに参加する子どものひとりに渡されます。

詳しくはこちら

お問い合わせ

ビーズ・オブ・カレッジ プログラムについてのお問い合わせは、こちらからお願いいたします。

各病院へお問い合わせをされませんよう、どうぞお願い申し上げます。

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